クラウドサービス選定で失敗しないために
AWS、GCP、Azureなど、クラウドサービスの選択肢は増え続けています。システム構築でクラウドを選定する際、何を基準に判断すればよいのでしょうか。
要件を明確にする
まずはシステムの要件を明確にしましょう。処理するデータ量、想定ユーザー数、可用性の要求レベル、セキュリティ要件などを整理します。要件が曖昧なまま選定すると、後から「こんなはずじゃなかった」となりがちです。
コストを正確に見積もる
クラウドは従量課金が基本なので、実際に使ってみないとコストが読みにくいという特徴があります。各社が提供している料金計算ツールを活用し、想定される利用パターンでシミュレーションしましょう。データ転送料など、見落としがちなコストにも注意が必要です。
チームのスキルセットを考慮する
どんなに優れたサービスでも、使いこなせなければ意味がありません。チームに特定のクラウドに詳しいメンバーがいるなら、そのサービスを選ぶメリットは大きいです。学習コストも含めて検討しましょう。
ベンダーロックインを意識する
特定のクラウドに依存しすぎると、将来の移行が困難になります。完全に避けることは難しいですが、標準的な技術を使う、マルチクラウドを視野に入れるなど、ある程度の柔軟性を確保しておくと安心です。
小さく始めて検証する
いきなり本番環境を構築するのではなく、POC(概念実証)で小さく始めることをお勧めします。実際に触ってみて初めてわかることは多いものです。
クラウド選定に絶対的な正解はありませんが、しっかりと検討することで、後悔のない選択ができます。